Seeed 社から Wio Terminal をいただいたので,簡単にレビューしていきます.
Unbox
Wio Terminal の箱はこんな感じで Raspberry Pi 4 の箱よりもやや大きめです.
中身は Wio Terminal 本体,説明書,USB-C ケーブル,シール,ジョイスティックの予備パーツが入っていました.
シールにはPINの番号が書いてありますが,残念ながらこの番号を実際に使うことはほぼありません.なぜこちらのシールにしてくれなかったのか…
GPIO
Wio Terminal の GPIO は Raspberry Pi の GPIO を反転させたものになっています.つまり,「Raspberry Pi に Wio Terminal を重ねることができる!」と言いたかったのですが,スタッキングコネクタを使ってスタックしたところ,ラズパイからはみ出して変な隙間ができました.スタックはせずにリボンケーブルなどで接続した方が良さそうです.
Joystick
ジョイスティック風十字キー(5 way switch)が付いています.ただし,これは倒して使うのですが,アームが短いのでやや操作しにくいです.センタープッシュの誤動作をしやすそうなので,ゲームには使いにくいかもしれません.
M5Stack
ぶっちゃけ,M5Stack と似た製品ではあります.スイッチサイエンスではM5Stack Grayが4,290円,Wio Terminalが3,784円で価格帯もかなり近いです.Wio Terminal はUSB OTG 対応でマウスやキーボードを直接繋げることとRaspberry Pi のGPIOに繋ぎやすいことがメリットになりそうです.
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