はじめに
サーボホーンには必ずセレーションと呼ばれるギザギザがついています.セレーションの寸法はサーボモータによって異なりますが,ほとんどのメーカーが寸法を公開していません.
今回はスタンダードサーボの代表格である Tower Pro MG996Rにあうセレーションを試行錯誤しながら作ってみました.
寸法
試行錯誤の結果,以下の寸法でレーザーカッターで加工した時にうまくかみ合いました.
歯数は25で歯の外接円はØ6.0, 内接円はØ5.25です.このパスに沿ってレーザーカッターでカットしています.
使用しているレーザーカッターの切りしろは約0.2mmなので3DプリンタやNCで加工する場合は0.1mm外側にオフセットさせる必要がありそうです.
付属のサーボホーンじゃダメなの?
付属のサーボホーンを使うと次のような問題があります.
- 追加のパーツが必要なので部品点数が増える
- 部品点数が増えるので組み立て品の寸法精度が下がる
- 場合によってはサーボホーンに追加の加工が必要
- 追加工を精度よく行うのはかなり難しい.
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