Seeedino XIAO の新しいものがくじらロボットに良さそうなので準備しておこうと思います.IMUとマイクが搭載されていて,マルチプロセスができて,無線でデータを飛ばせるのが推しポイントです.
Seeed #XIAO #BLE #nRF52840 is coming soon. Can’t wait to see your likes and projects on air! pic.twitter.com/HdQld1ALrR
— Seeed Studio (@seeedstudio) November 15, 2021
2021 12/01 追記:
予約販売が始まりました.技適取得はまだのようなので日本国内のユーザーはまだ待ちです.センサなしのモデルが $9.99, センサ有りのモデルが $15.99 のようです.

Dimension and Pinout
大きさは 21×17.5 mm で通常の XIAO と変わらなさそうです.Pinout も7×2でと同じなので通常版と同じだと思って良さそうです.RP2040版でもpinoutは同じでしたし.
main chip (nRF52840)
メインのチップにはnRF52840が載っています.このチップがかなり高性能のチップのようです.IoT向けの省電力無線通信の多くに対応しながら,計算リソースとメモリも潤沢にあるといった印象です.
Sensing, Processing, Communication を同時に走らせることができるようなので,これは嬉しいですね.シングルスレッドでしか動かないチップだと,通信で遅延があるとメインの処理が止まってしまうので.
Sparkfun も nRF52840 を搭載した開発ボードを販売しています.性能や使い方の参考になりそうです.
IMU
LGA-14Lというパッケージの6軸IMUが搭載されているようです.LGA-14Lは STMicroelectronics がIMUで採用しているチップのパッケージのようです.LSM6DSOあたりが採用されそうです.
PDM microphone
PDM という通信方式を使ったマイクが搭載されるようです.コンデンサマイクとは違って,アンプが不要でノイズに強いらしいです.
Battery charge
調べても詳しい事はわからなかったのですが,LiPo の1cell用だと思います.
Bluetooth MESH
Bluetooth MESHは従来の1対多の通信ではなく,多対多のIoT向けの通信らしいです.
Antenna
画像に載ってるアンテナはかなり小さいので,電波強度がちょっと心配です.
Language
Arduino と MicroPython に対応しているらしいです.
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