OculusDashboard 周りのトラブルをまとめてみました. 増えないといいなあ.
そもそも開かない
Google Chrome (Mac)で発生しました. FireFoxなら大丈夫でした.
リリースモード
ここからはapkファイルをアップロードする時の話です.
スクリーンショットを撮り忘れましたが, デバッグモードではなくリリースモードでビルドする必要があります. KeyStoreを作ることでリリースモードでビルドできます.

6DoFだけど…
Oculus Quest用にビルドしたものをアップロードしたら出てきました. プロジェクト内でandroidmanifestと検索すると3ファイルほど該当するものがあったので, そのファイルの該当箇所を下のように変更しました.
<uses-feature android:name="android.hardware.vr.headtracking" android:version="1" android:required="false" />
SignatureV2 には対応しておりません
UnityはAndroid用のビルドにgradleというシステムを利用することが標準となっています.

UnityではmainTemplate.gradleというファイルを作ることでビルドの設定を変更することができます. しかし, mainTemplate.gradleを編集してSignatureV2を無効にしても, Unityが強制的に有効にしてしまいます(Unity 2019.2.0f1).
しょうがないので, apksignerで著名し直します.
私(Mac)の場合は次のコマンドで著名し直しました. <>
の部分とapksigner
のパスはご自身の環境に合わせて書き換えてください.
~/Library/Android/sdk/build-tools/29.0.2/apksigner sign --ks <keystore> --ks-key-alias <key alias> --v2-signing-enabled false --v3-signing-enabled false --out <output name> <target apk file>
また, 次のコマンドでapkファイルの著名などがどうなっているのか確認することができます.
~/Library/Android/sdk/build-tools/29.0.2/apksigner verify --print-certs -v <target apk file>
2019/12/09 追記:
UnityでAndoroidモジュールを入れている場合, /Applications/2019.2.12f1/PlaybackEngines/AndroidPlayer/SDK/build-tools/28.0.3/apksigner
を使用することもできる(2019.2.12f1: Unityのバージョン, 28.0.3: Android SDKのバージョン). しかし, このバージョンは古いようで--v3-signing-enabled
に対応していない. にも関わらず--v3-signing-enabled
無しで著名した場合, v3-signingが有効になっておりビルドのアップロードに失敗した.
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