スケッチは固定する


Fusion360以外のCADソフトもですが,設計はスケッチや押し出しなどのフィーチャーを積み重ねて作ります.タイムラインの左側のフィーチャーを変更すると連鎖的に右側のフィーチャーも変更されます.この時にスケッチが固定されていないと,意図しない連鎖反応が起こりやすくなります.
このスケッチの「固定」とはスケッチが完全に定義されていて曖昧なところがないという意味です.「確定されている」と言い換えてもいいかもしれません.スケッチが固定されていると鍵のマークがスケッチの横につきます.
変数を使う


Fusion360では変数を定義することができます.穴の径や板厚などのパラメータを変数として一括管理できます.これをしておくと,穴径の変更などの仕様の変更をすぐに行うことができます.
オブジェクトの面の上にスケッチを作らない

Fusion360の面はおそらく内部的にIDで管理されていますが,フィーチャーを変更したときにIDが変わってしまいやすいです.IDが変わるとスケッチを定義していた面がないことになるのでエラーが起きます.新しい面にスケッチを紐付けようとしても,座標系や原点が変わってしまうのでそもそもオクジェクトの面上にスケッチは書かないようにしましょう.
代わりにスケッチ状の軸を元に新しい面を作ったり,オフセット面を使うのがおすすめです.
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