前回, 回転翼式の輪ゴム銃を作成した後にこんな作例を見つけてしまいました.
非常に単純な構造で目から鱗が落ちました. 今回はこの「送りネジ式」の輪ゴム銃を作成していきます.
送りネジ式の輪ゴム銃の仕組みは非常に簡単で, ネジに引っ掛けられた輪ゴムがネジの回転で先端の方に送られて, 引っかかりがなくなった時に輪ゴムが飛んでいくという仕組みです. そこで木ネジを12速ギヤボックスを取りつけて, 銃を次のように設計しました. レーザーカットした2枚の板をスペーサで繋いでいるだけの構造です.
Fusion
Share 2D and 3D design files and project files with anyone.
では実際にこの銃をカムロボに搭載させてみます.
そして実際に撃ってみたときの動画がこちらです. モータを約1秒ごとに回転と停止をするようにコントロールしています.
撃ててはいるんですが, ちゃんと一発ずつになっていませんね. 無負荷状態で時間の調整はしたのですが, 輪ゴムで負荷がかかるせいでタイミングがずれてしまったようです. 輪ゴム銃は輪ゴムの装填数によって機構への負荷が変わるのが厄介ですね. 時間をさらに調整するか, エンコーダでネジの回転を計測するかで解決しようと思います.
コメント